中井けんとって誰やねん!前編
お久しぶりです!中井けんとです!
僕は自己表現家・中学生イベンターという活動をしています
自己表現家というのは絵本や絵を書いて自分が考えていること
思っていることを表現する人のことです。
僕はこれまで25冊の絵本を書いてきました
と言っても出版したわけではなく
全部手作りです。
今まで、200冊くらいは売れました。
趣味はぬいぐるみと遊ぶこと
プロジェクションマッピングを作ることに今はまっています。
僕は脳性麻痺という障がいがあって手足に麻痺があります。
他にもアスペルガーやADHD、書字障害、失顔症などがあります。
障がいと一言で言っても、みんなそれぞれに違うけど、
僕は独歩出来たり、手を使うことはそれほど苦手ではないけど
歩き方が面白かったり、
お箸が持てなかったり、字を書くの苦手な部分があります。
あと、空気は読めません!www
そして、言葉を結構ストレートにとるので、曖昧な表現で話をされることが
苦手です。
学校でなんでこんなことをしたの?って聞かれて
理由を話したらそんな意味じゃないって叱られたり、帰りなさいって
言われて家に帰ったこともあります。
そういう事をひとつひとつクリアにしながら、今の僕がいます。
僕が今、一番取り組んでいるのは
こどもばんぱくというイベントですが、これについては
別の記事に書こうと思います。
こどもばんぱく開催のためのクラウドファンディングを実施中!
僕は小学3年まで、肢体不自由学級にいました。
その時は、公務員をしながら、絵本を趣味で書く人になろうと思っていました。
普通に学校に行って、大学に行って、安定した公務員になったら、
障がいがあっても、生きていけると思っていました。
でも、なんだか不自由だなと感じていました。
学校で自由に絵を描いていいと言われて、白黒の絵を描いたら
色をつけなさい。って言われるし、算数や国語もこのやり方でやりなさい。
と言われることに疑問がありました。
そんな時、小3の夏休みにお母さん達と一緒に
バリ島のグリーンスクールという学校に見学に行きました。
Green school HPhttps://www.greenschool.org/
お母さんは、僕がなんとなく学校に合わないこと、これからの時代
これでいいのかと考えて
他にも海外の学校やフリースクールを調べたり行ったりして
僕にあう教育を探していたようです。
このグリーンスクールは
子供の個性を伸ばすという事に重点を置いている学校で
授業も、学校の中の様子も全然僕が知っている「学校」とは違っていました。
子ども達が主体になっていて、それを先生達がサポートする考えでした。
何より、障がいがあっても、それが何?って感じで
困っていたら助けるのが当たり前なのに、何を聞くの?って
きょとんとされた事が印象的でした。
僕は僕のままでいいし、障がいがあっても遠慮しなくていいんだと
考えるきっかけになりました。
その考えもあって、僕は通常学級に行くことをきめました。
小4になって別の学校の通常クラスに転校しました。
しかしそこで僕はいじめにあってしまいました。
学校に行けなくなって、とても不安になりました。
「どうやって大人になって食べていけばいいんだろう。」
そう言った不安だったりいじめられた悲しさを
心に溜め込んでいてもしょうがないのでその悲しさを絵本にして
表現していました。
学校をやめたあと、
その絵本をイベントに出店させてもらうことがありました。
絵本を読んでくれたり買ってくれたりした人たちから
「この絵本面白いね」とか「この絵本面買いたい」と言ってもらったことで
もともといじめにあって悲しかったはずの気持ちが
みなさんに認めてもらうことでプラスに変わりました。
これを機に自己表現をすることがストレス発散の一つになる事がわかりました。
後編に続く